僕の半生 小学生

僕は小学生になってもまわりに馴染めなかった。入学そうそう帽子を木の上に投げられたりした。 
授業にもついていけずに休み時間や放課後に居残りをさせられた。居残りをしているせいでまた浮いた存在になってしまっていた。

家に帰っても相変わらずで、いつもピリピリした空気が流れていた。学校でもどこでも僕が落ち着ける場所なんてなかった。