僕の半生 幼少期

僕は幼稚園の時からすでに休みがちでした。

体が弱くしょっちゅう風邪をひいたりしていたからです。


いじめのような事もされていました。滑り台などの遊具で遊んでいる時に突き飛ばされたり、服に鼻くそか何かをつけられたり、仲間外れにされたりしました。


僕は極度の近視と乱視で、目がほとんど見えません。5歳くらいにはすでに0.5〜0.3くらいにはなっていました。人の顔や場所が見えないし、手元もろくに見えないので、いろいろ大変でした。


お泊まり保育に行った時もお風呂で周りがよく見えない状態で、お湯をかけられたり体当たりされたりして転んで頭を切ってしまいました。今でも傷が少し残っています。


手先も異常に不器用で折り紙もできず、粘土などの工作もなぜか何をどうしたらいいのか分からずに嫌で教室から逃げ出していました。


紐も結べない、すぐに転ける、全く道を覚えられない、物忘れがひどい、うまく話せない。こういった事による不安を子供ながらに抱えていました。

ですが親にも誰にも不安を見せられないでいました。

人前ではおちゃらけたりして陽気なキャラを演じてごまかしていましたが、今考えればそれが間違いでした。